税理士コラム
付加年金とは
- 投稿日:2019年09月25日
国民年金第1号被保険者が、国民年金に上乗せする形で、任意に加入できる制度です。
国民年金保険料に月額400円(付加保険料)をプラスして納付すると、老後、国民年金(老齢基礎年金)に、200円×付加保険料納付月数=付加年金 が上乗せされて受け取れるというものです。
仮に、国民年金に付加して20歳から60歳まで40年間付加保険料を納付したとすると、400円×12ヵ月×40年=192,000円の負担で、200円×480ヵ月=96,000円の付加年金が終身で受け取れることになります。
2年間受け取れば、負担した保険料は戻ってくる計算ですが、国民年金とは違って、物価スライドはありません。
つまり、インフレになっても付加年金の年金額はそのままということです。
付加年金の保険料も国民年金保険料と同じく、社会保険料控除として所得から全額控除できます。
なお、加入手続き・ご相談は、お住いの市区町村役場です。
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