税理士コラム
特例の生活福祉支援貸付制度
- 投稿日:2020年12月04日
新型コロナウィルスの影響を踏まえ、特例により「緊急小口資金」と「総合支援貸付」の2つの貸付制度において、対象世帯が拡大されています。
| 緊急小口資金 (1回) |
一時的に資金が必要な場合に緊急に貸付を受けられる制度。これは主に家計の中心者が休業した世帯向けだが、新型コロナウィルスの影響で収入が減少していれば休業状態でなくても利用できる。 貸付金額は10万円だが、小学校等の休業の影響を受けた場合は20万円となる。1年間の返済猶予期間があり、返済期限は2年、無利子、保証人も不要。 |
|---|---|
| 総合支援貸付 (最大3ヶ月) |
生活の立て直すまでの間に必要な生活費用の貸付を受けられる制度。これは主に家計の中心者が失業している世帯向けだが、新型コロナウィルスの影響で収入が減少していれば失業状態でなくても利用できる。 貸付金額は世帯人数によって異なり、2人以上の場合には月額20万円以内、単身世帯の場合には月額15万円以内となる。貸付期間は原則3ヵ月なので、月20万円の場合は合計で60万円となる。 1年間の返済猶予期間があり、返済期限は10年、無利子、保証人も不要。ただし、原則として、生活立て直しに向けて継続的な相談支援を受ける必要あり。 |
どちらも申し込みは住所地の市町村社会福祉協議会です。まずは相談してみましょう。
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税理士コラム
ETFと投資信託の違い
- 投稿日:2020年11月04日
ETFとは上場投資信託のことで、パッシブ運用という運用方法(ベンチマークとする指標と同じ動きをするような運用方法)で運用しています。
投資信託の中ではインデックス型の投資信託が同じような運用方法ですが、ETFとは違います。おもな違いは以下のとおりです。
| ETF | 投資信託 | ||
|---|---|---|---|
| 上場・非上場 | 上場 | 非上場 | |
| 購入場所 | 証券会社 | ファンドごとの販売会社(証券会社・銀行・郵便局など) | |
| 価格 | 時価(リアルタイムで変動する市場価格) | 基準価額 | |
| 購入可能な時間 | 引所の取引時間中 | 申込期間中の9時~15時 | |
| 買い方 | 株式と同じように、証券会社を通して、注文し市場で取得 | 販売会社を通じて購入 | |
| コスト | 購入時 | 証券会社によって異なる(売買委託手数料) | ファンドによって、また販売会社によって異なる(販売手数料) |
| 信託報酬 | 一般的に投資信託より低め | 一般的にETFより高め | |
| 売却・解約時の費用 | 証券会社によって異なる(売買委託手数料) | ファンドによって、解約手数料、信託財産留保額がかかるものもある | |
| 分配金・配当 | 現金による受取 | 現金による受取・再投資 | |
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