税理士コラム
基礎控除とは
- 投稿日:2019年11月27日
基礎控除とは、所得控除の一種で、すべての人が受けることができる控除です。
基礎控除額は、所得税38万円、住民税33万円です。
100万円の壁・103万円の壁とは
パートで働くときなどに、税金がかかるかどうか、配偶者が配偶者控除を使えるかなどに違いができるラインを表しています。
【所得税の控除】
基礎控除38万円+給与所得控除最低額65万円=103万円
【住民税の控除】
基礎控除33万円+給与所得控除最低額65万円=100万円
| 自分(妻)の年収 | 配偶者(夫)の控除 |
|---|---|
| ~103万円 | 配偶者控除 |
| ~140万円 | 配偶者特別控除 |
| 141万円以上 | 控除なし |
基礎控除の改正
平成30年年度の税制改正大綱に所得税の基礎控除の改正が入り、2020年以降に改正される予定です。
【主な改正内容(基礎控除額)】
| 合計所得金額 | 所得税 | 住民税 |
|---|---|---|
| 2,400万円以下 | 48万円 | 43万円 |
| 2,400万円超2,450万円以下 | 32万円 | 29万円 |
| 2,450万円超2,500万円以下 | 16万円 | 15万円 |
| 2,500万円超 | なし | なし |
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税理士コラム
老後の準備資金
- 投稿日:2019年10月25日
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」(平成28年)によると、年金支給時に最低準備しておく金融資産額は以下のとおりでした。
| 準備しておけばよいと考える金額 | 実際の金融資産保有額 | ||
|---|---|---|---|
| 平均 | 2,016 | 1,078 | |
| 年齢別 | 20歳代 | 1,746 | 184 |
| 30歳代 | 2,155 | 395 | |
| 40歳代 | 2,029 | 588 | |
| 50歳代 | 2,181 | 1,128 | |
平均では、必要と思っている金額と実際の金融資産額の差は1000万円程度でした。
50歳代でも1000万円程度の差があります。
老後資金は金額も大きいので準備はできるだけ早めに始めるようにしましょう。
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